新幹線通路側のコンセントはどこ?窓際難民を救う隠れ位置と最新車両事情
新幹線通路側のコンセントはどこ?窓際難民を救う隠れ位置と最新車両事情についての最新情報をお届けします。
「通路側の席に座ったが、壁を見ても足元を覗き込んでも差し込み口が見当たらない」という声が、いまなおSNSや知恵袋で後を絶ちません。それもそのはず、最新車両におけるコンセントの設置場所は、従来の常識だった「壁面」や「前席の下部」ではないからです。
東海道・山陽新幹線のフラッグシップ車両であるN700Sにおいて、通路側席(2人掛けのD席、3人掛けのC席)の電源は「自分が座っている肘掛けの先端下部」に組み込まれています。視線を前に向けたままでは死角になりやすく、着席時に手元を覗き込むように確認しなければ気づきにくい設計です。隣席と共有する中央の肘掛けではなく、各座席の肘掛け前方に1口ずつ独立して配置されているため、隣の乗客に気兼ねなくプラグを差し込むことができます。
しかし、ここで最大の落とし穴となるのが「見た目が酷似しているN700Aとの混同」です。外観や青いシートモケットはほぼ同等に見えますが、2013年から導入されたN700A(およびN700系改造車)の普通車には、窓側壁面と客室最前列・最後列の壁にしか電源が用意されていません。通路側の肘掛けを手探りしても何も突起がない場合、乗車している列車はN700SではなくN700Aです。「通路側にも必ずある」と思い込んでいると、乗車直後に致命的なバッテリー切れに見舞われることになります。