突発性発疹で顔だけ赤みが出る原因は?体に出ない理由と受診目安
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突発性発疹の教科書的な経過では、3日ほど続いた高熱が解熱した直後、まずお腹や背中に細かい紅斑(赤み)が現れ、その後に顔や手足へ広がるとされています。それにもかかわらず「お腹や背中には発疹がなく、顔だけに出ている」ように見える背景には、主に3つの医学的理由があります。
第1に、「体幹部の発疹がごく軽微で気づかないうちに消退した」というケースです。乳幼児の皮膚は敏感ですが、突発性発疹の発疹は痒みを伴わないことが多く、お腹の赤みが淡いピンク色で数時間から半日程度で引いてしまうと、保護者の目が届きやすい頬や額の赤みだけが残って見えます。
第2に、「高熱による顔面の毛細血管拡張」が重なっている点です。赤ちゃんは解熱直後も皮膚の血流が盛んで、特に頬や鼻の周りは皮膚が薄いため、わずかな発疹でも赤みが強く強調されます。
第3に、そもそも突発性発疹ではなく、他のウイルス(アデノウイルスやエンテロウイルスなど)による感染後発疹である可能性です。ウイルス性発疹症の中には、顔面や四肢を中心に出現するものも少なくありません。