スマホが温度計に?おすすめアプリ検証と室温・体温測定の現実

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この「推計」に依存する状況に風穴を開けたのが、Googleが投入したフラッグシップ機Pixel 8 Proだった。背面カメラ横に専用の赤外線センサーを配置し、物体の表面温度を直接測定できる温度計機能を標準搭載したのだ。

CEOであるサンダー・ピチャイが率いるGoogleは、さらに一歩進めて米国FDA(食品医薬品局)の承認を取得。単なる物体の表面温度測定にとどまらず、人体のおでこに近づけて体温を非接触で測定する医療用レベルの精度を確保してみせた。ハードウェア自体の進化によって、スマホが真の意味で温度計になる世界を示した象徴的な出来事だ。しかし、追加部品のコストや筐体内部の熱設計という課題から、他社製品への同様のハードウェア搭載は限定的な動きにとどまっている。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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