Deen『このまま君だけを奪い去りたい』誕生秘話と2026年の歌唱力
話題沸騰中の Deen『このまま君だけを奪い去りたい』誕生秘話と2026年の歌唱力について、詳しいまとめを整理して公開しています。
30年以上の歳月が流れる中で、インターネット上ではいくつかの事実誤認が定着してしまっています。代表的な盲点と誤解を検証し、事実を正しく整理します。
誤解1:「WANDSのカバー曲をDEENが歌った」という混同
作詞の上杉昇が所属していたWANDSがセルフカバー音源をリリースしているため、後追い世代の間で「WANDSの原曲をDEENがカバーしてヒットさせた」と誤解されるケースが散見されます。しかし、前述の通り正真正銘のオリジナル(原曲)はDEENです。DEENのバージョン(1993年3月)が世に出てから約9ヶ月後の1993年12月、WANDSのミニアルバム『Little Bit…』にセルフカバーとして収録されました。
誤解2:「固定メンバーのロックバンドとしてスタートした」という神話
DEENは現在、池森秀一(Vo)と山根公路(Key)の2人体制で精力的に活動していますが、デビュー当初はギタリストやドラマーが目まぐるしく入れ替わるプロジェクト色の強い編成でした。デビューシングル発売時、ギタリストの中居辰磨やドラマーの倉澤圭介が在籍していましたが、直後にギターの田川伸治やドラムの宇津本直紀が加入し、いわゆる「黄金期の4人体制」へと移行します。当初は極めて流動的なスタジオミュージシャン的集合体から出発し、過酷な現場を共にする中で強固なバンドへと結晶化していった歴史があります。