おしっこの色でわかる病気一覧|茶色・濁り・赤い尿の危険度と受診目安
おしっこの色でわかる病気一覧|茶色・濁り・赤い尿の危険度と受診目安を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
Q1:朝一番の尿がいつも濃い黄色なのですが、内臓の病気でしょうか?
A1:睡眠中は飲食を行わないため自然と水分が減少し、さらに体内の水分を保つために抗利尿ホルモンが分泌されて尿が濃縮されます。起床後にコップ1〜2杯の水分を摂取し、日中の尿が淡黄色に戻るようであれば生理的な現象であり、心配ありません。水分補給後も一日中濃い色が続く場合や茶褐色を帯びる場合は内科や泌尿器科への相談を検討してください。
Q2:泡立ちがなかなか消えないのですが、腎臓病の可能性はどれくらいありますか?
A2:泡立ちの原因には、勢いよく排尿したことによる物理的な空気の巻き込みと、尿中にタンパク質が漏れ出している病的なケースの双方が存在します。ビールのように微細な泡が2〜3分経過しても便器内に残る場合は、タンパク尿の可能性が否定できません。薬局で購入できる尿検査試験紙でチェックするか、内科で検尿を受ければ数分で判定可能です。
Q3:尿の色を薄くするために、毎日水を3〜4リットル飲むのは健康に良いですか?
A3:過剰な水分摂取は推奨されません。心臓や腎臓に基礎疾患がない成人における1日の適切な飲水量は食事中の水分を除いて1.2〜1.5リットル程度とされています。短時間に大量の水分を摂取して無色透明な尿を出し続けると、血液中のナトリウムが薄まる「低ナトリウム血症(水中毒)」を引き起こし、頭痛や吐き気、意識障害を招くリスクがあります。淡黄色が保たれる程度の適度な水分補給が理想です。
Q4:女性で尿が赤くなった場合、月経血の混入か血尿かを見分ける方法はありますか?
A4:月経期間中やその前後は、経血が排尿時に混ざることで血尿のように見えるケースが頻繁にあります。見分けるためには、外陰部を清拭した上で採尿の中間尿(出始めと終わりを捨て、中間の尿を採取する)を確認するか、タンポン等を使用して一時的に経血の混入を遮断した状態で排尿を確認する方法があります。それでも判断がつかない場合や月経周期と明らかに一致しない出血は、迷わず婦人科または泌尿器科を受診して顕微鏡的検査を受けてください。