パラ車いすテニスはなぜ熱い?国枝から小田凱人へ継ぐ黄金の系譜を徹底解説
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パラリンピックにおける車いすテニスは、選手間の公平な競争を担保するために明確なクラス分け(カテゴリー)が導入されています。大きく分けると、以下の2つの部門で構成されます。
① 男子・女子オープン部門(Men's / Women's Division)
下肢に永続的な運動機能障害がある選手が対象です。下半身の麻痺や切断などの障害を持ちながらも、両腕と上半身の機能は完全に保たれており、パワフルなサービスエースや激しいストローク戦が特徴です。男子シングルス・ダブルス、女子シングルス・ダブルスが開催されます。
② クアード部門(Quad Division)
下肢だけでなく「上肢(腕や手)にも重度の障害を持つ選手」を対象としたカテゴリーで、男女混合で競われます。頚髄損傷や切断などにより、ラケットを指で握り続けることが困難な選手が多いため、ラケットと手をテーピングで完全に固定してプレーすることが認められています。また、握力や腕の筋力に応じて電動車いすでの出場が認められているケースもあります。パワー頼みではないドロップショットや精緻なコース配分、相手の弱点を見抜く極上の戦術眼が試されるクラスです。