Jr東海と川崎重工の確執と雪解け|新幹線排除の真相から385系復帰へ

Jr東海と川崎重工の確執と雪解け|新幹線排除の真相から385系復帰への全体像を詳しく解説してご紹介します。

Q1:JR東海はなぜ川崎重工にN700S新幹線を発注しなかったのですか?
A1:中国高速鉄道への技術供与を巡る過去の対立に加え、2017年に発生した「のぞみ34号」の台車枠削りすぎによる亀裂事故(重大インシデント)が決定打となりました。JR東海は安全管理体制を厳しく問題視し、自社子会社の日本車輌製造と日立製作所の2社に発注を集約しました。

Q2:川崎重工は東海道新幹線の製造に今後復帰する可能性はありますか?
A2:東海道新幹線に関しては、JR東海が日本車輌製造と日立製作所による高効率な2社体制を完成させているため、近い将来に川崎重工(川崎車両)へ新幹線量産車が再発注される可能性は極めて低いとみられています。ただし、在来線の特殊技術分野では柔軟な発注が行われています。

Q3:新型特急385系の発注によって両社の関係は完全に修復されたのですか?
A3:完全な元通りの蜜月関係に戻ったわけではありません。今回の385系受注は、川崎重工が持つ「振り子式車両」の高度な技術力をJR東海が合理的に評価した結果であり、案件ごとの強みを見極める是々非々のビジネスライクな関係性に移行したと言えます。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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