ハンマリングとは?音が鳴らない原因と力まない運指の極意を徹底解説

ハンマリングとは?音が鳴らない原因と力まない運指の極意を徹底解説についての疑問解決ガイドをお届けします。

ギター演奏におけるハンマリング(正式名称:ハンマリング・オン / Hammering-on)とは、すでに鳴っている弦、あるいは開放弦に対して、ピックを使わずに左手(押弦側)の指を金づち(ハンマー)のように振り下ろして新しい音を発音させるギター奏法の基本テクニックです。弦を指先で引っ掻くようにして音を下降させる「プリング・オフ(Pulling-off)」と対をなす存在であり、音と音の間を途切れさせずに滑らかにつなぐ「スラー(Slur)」の代表格に位置づけられます。

この技法の最大の利点は、右手によるピッキングの物理的限界を超えた高速フレージングを可能にし、音の立ち上がりを柔らかくニュアンス豊かに彩る点にあります。エレキギターのスラー奏法としてハードロックやヘヴィメタルの速弾き(レガート奏法)で多用されるだけでなく、ブルースの哀愁漂う装飾音、さらにはアコースティックギターにおけるソロギターの伴奏と旋律の分離など、あらゆるジャンルの表現力を飛躍的に引き上げる核となっています。

知っておくべき「TAB譜の記号と見方」

市販のスコアやWEB上のギタースコアで用いられるTAB譜の記号と見方において、ハンマリングは通常、2つの音符を繋ぐ弧線(スラー)の上に「h」または「H」と表記されます。たとえば、3弦5フレットをピッキングした直後に7フレットをハンマリングする場合、「5h7」と記載されます。一方、7フレットから5フレットへ戻るプリング・オフは「7p5」と表記されるため、記号の向きとアルファベットで瞬時に見分ける習慣をつけましょう。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest