除草に塩をまく大惨事!土壌破壊と賠償リスクをプロが徹底警告

今注目を集めている 除草に塩をまく大惨事!土壌破壊と賠償リスクをプロが徹底警告について、多角的な視点をご紹介しています。

塩除草の毒牙は、植物や人間関係だけでなく、住宅の生命線である物理的インフラにも直接突き刺さります。敷地の土中には、給水管、排水管、ガス管、雨水浸透桝、外部電源コードなど、無数の配管設備が埋設されています。塩分(塩化物イオン)は金属に対して強烈な酸化促進作用を及ぼすため、塩除草の配管サビ腐食リスクが爆発的に高まります。

特に危険に晒されるのが以下の構造物です。

  • 金属製給水管・ガス管継手:微小な塩化物イオンが金属表面の不動態皮膜を破壊し、孔食(ピンホール状の急速な腐食)を引き起こして漏水やガス漏れを誘発。
  • 下水・雨水桝の接続金具:金属ボルトや支持金具の破断による排水管の沈下・破損。
  • 建物の布基礎・ベタ基礎(鉄筋コンクリート):基礎コンクリートに塩水が染み込むと、内部の鉄筋に錆が発生。錆びた鉄筋は体積が約2倍以上に膨張するため、内側からコンクリートを破壊する「爆裂現象」を引き起こし、耐震性能を根底から損なう。

地中配管の漏水事故が発生した場合、道路からの引き込み管を含めた全面引き直し工事には30万円から80万円超の想定外な支出が発生します。基礎コンクリートの補修ともなれば桁が一つ跳ね上がります。わずか数百円の塩代をケチった代償として支払うには、あまりにも高すぎる授業料です。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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