トワレとパルファムの違いとは?濃度と持続時間で選ぶ失敗ゼロの香水術
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店頭で多くの人が抱く最大の疑問に対し、まず明確な答えを提示します。オードトワレとオードパルファムの違いを生み出している根源は、香水に含まれるアルコールや精製水に対する純粋な香料の割合、すなわち香水の賦香率と香料濃度の違いです。
日本フレグランス協会などの業界基準によると、オードトワレ(EDT)の香料濃度は一般的に5〜10%程度に設計されています。これに対し、オードパルファム(EDP)の香料濃度は10〜15%(銘柄によっては最大20%近く)と、トワレの約1.5倍から2倍近く濃密に配合されています。この純粋な香料の絶対量の差こそが、両者の持続時間が異なる決定的な理由に他なりません。
香料は、アルコールの揮発とともに空気中へ拡散していきます。アルコール比率が高いオードトワレは揮発が早いため、つけた瞬間の立ち上がりが非常に軽やかで瑞々しい一方、香りのベースとなる重厚な成分が少ないため短時間で減衰します。反対に、アルコール比率が抑えられオイル分が多いオードパルファムは、揮発速度が緩やかで、肌の温度に馴染みながらじんわりと何層もの香りのグラデーションを長時間描き続けます。