ハニカミ王子の現在|石川遼の栄光と苦闘、知られざる私生活の真実

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高校1年時の衝撃から数か月後の2008年1月、石川遼は16歳でプロ転向を宣言します。多くの専門家が「まだ高校生、プロの壁は厚い」と懸念する声を寄せる中、その下馬評を豪快なドライバーショットで粉砕していきました。ルーキーイヤーとなった2008年に早くもツアー優勝を果たすと、翌2009年には破竹の年間4勝をマーク。18歳80日という世界驚異の記録で、男子プロゴルフツアーにおける史上最年少賞金王に輝いたのです。

さらに2010年の中日クラウンズ最終日には、世界主要ツアーの最少ストローク記録となる「58」をマークして逆転優勝。自著や当時の独占インタビューで「ゾーンに入るとはこういうことかと思った」と本人が語った通り、まさに神がかり的なプレーで世界中にその名を轟かせました。

しかし、挑戦の道は平坦ではありませんでした。2013年からは拠点をアメリカに移し、世界の頂点であるPGAツアーへ本格参戦。そこで直面したのは、世界屈指の飛ばし屋たちが繰り広げるパワーゴルフの洗礼と、過酷な転戦が生んだ肉体の軋みでした。2016年には腰椎椎間板症を発症し、長期離脱を余儀なくされます。当時の密着ドキュメンタリー番組では、痛みに顔を歪めながらベッドから起き上がれない生々しい姿や、「これまでのスイングでは身体が持たない」と苦悩を吐露するシーンが放送され、ファンに大きな衝撃を与えました。

米ツアーでのシード権喪失という現実を受け止め、日本ツアーへ主戦場を戻した石川は、単なる「飛距離自慢の若武者」から脱皮し、徹底した身体の機能解剖学に基づくスイング改造とマネジメント重視のゴルフへと舵を切ることになります。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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