モロー反射はなぜ起きる?生存本能の秘密と点頭てんかんの見分け方
モロー反射はなぜ起きる?生存本能の秘密と点頭てんかんの見分け方とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。
Q1:モロー反射が起きる頻度が非常に多く、1日に何十回もビクついていますが脳に異常はないでしょうか?
A1:手足が左右対称に動いており、抱っこや声かけで泣き止むのであれば、頻度が多くても脳の異常を心配する必要はありません。低月齢の赤ちゃんは神経伝達の閾値が低いため、大人が感知できないわずかな空気の揺れや自らの手足の動きに反応してしまいます。成長とともに神経回路が成熟すれば、自然と頻度は減少していきます。
Q2:モロー反射と点頭てんかんの発作を見分けるための、家庭でできる一番確実なチェック方法は?
A2:最も確実なのは「動作の反復パターン」の確認です。モロー反射は外部刺激に対して1回単発で起こりますが、点頭てんかんは刺激がない覚醒直後などに、頭をカクンと倒して両手を挙げる動作が「5〜10秒おきに何十回もリズミカルに繰り返される(シリーズ形成)」という決定的な違いがあります。連続してビクつく場合は、迷わずスマートフォンで動画を撮影して小児科を受診してください。
Q3:スワドルアップやおくるみは、生後何か月頃まで使い続けてよいのでしょうか?
A3:明確な卒業基準は「寝返りの兆候が見られた瞬間」です。月齢の目安としては生後3〜4ヶ月頃となります。寝返りをしてうつ伏せになった際、手が拘束されていると顔を横に向けることができず窒息の危険が生じます。寝返りを試み始めたら、まずは片腕だけを出せるタイプのスワドルに移行するなど、1〜2週間かけて段階的に外していくのが安全です。