伝説のドロリッチCmと歴代美女の現在!放送中止の真相と終了理由

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ドロリッチは2007年秋のテスト販売を経て全国展開され、2009年には売上高約250億円という驚異的なピークを記録しました。しかしその後、右肩下がりの衰退を辿り、2019年3月をもって完全な販売終了を迎えることになります。この転落劇の背後には、マーケティングのミスと外部環境の劇変という2つの致命的な要因がありました。

1. 「コンビニコーヒー」の台頭と市場の不可逆的変化

2013年以降、セブン-イレブンの「セブンカフェ」を筆頭に、大手コンビニ各社が100円前後で挽きたての本格ドリップコーヒーを提供するカウンターカフェを本格展開しました。これにより、それまで「コンビニで甘いコーヒー系チルド飲料を買っていた」サラリーマン層の日常的な需要が一瞬にして奪われてしまいました。

2. 度重なる容量減少とパッケージ迷走(ステルス値上げの失敗)

原材料費高騰や利益率改善を狙い、ドロリッチはリニューアルのたびに容量を削り続けました。発売当初は220gでしっかりとした満足感を提供していたものの、以下のように縮小していきました。

  • 2008年〜2014年:220g(王道のカップ型、濃厚なストロー吸込み体験)
  • 2015年:200gへと減量
  • 2017年:180gへ減量、さらに女性向けを意識してクリーム感を抑えたさっぱり路線へ変更
  • 2018年:120gのパウチ型容器へ全面刷新(「飲むスイーツ」から「振って飲むゼリー」へ変質)

かつて「ドロッとした濃厚リッチな食べごたえ」を愛していたファンは、容量が半分近くまで減り、味の濃厚さも薄まった商品から完全に離脱してしまいました。売上はピーク時の1割以下(約10億円台)にまで落ち込み、ブランドとしての寿命を迎える結果となったのです。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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