足の親指が曲がってる原因とは?痛まぬ放置の罠と最新外反母趾改善法
足の親指が曲がってる原因とは?痛まぬ放置の罠と最新外反母趾改善法とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。
足の親指がくの字に曲がり、付け根の関節(第1中足趾節関節・MP関節)が内側へボコッと出っ張る現象は、典型的な外反母趾初期症状の現れです。ここで多くの人が陥る罠が、「痛くないから治療の必要はない」という油断にほかなりません。なぜ変形が進んでいるにもかかわらず、激しい痛みを伴わないケースが存在するのでしょうか。
変形が始まったばかりの段階では、関節を包む関節包や靭帯がゆっくりと引き伸ばされている最中であり、急性炎症が生じていないことが少なくありません。骨自体の破壊ではなくアライメント(骨の配列)のズレが先行するため、神経が強い刺激を受けずに経過してしまうのです。加えて、足裏のクッションが失われる過程で無意識に痛みを避ける歩き方を身体が学習し、痛覚をごまかしてしまう「代償動作」も無痛の一因となっています。
この無痛期を放置し親指の変形角度が20度、30度と悪化すると、靴の内部で突出部が激しく摩擦を起こす「滑液包炎(バニオン)」を発症します。赤く腫れ上がり、布団が触れるだけでも激痛が走る状態に陥るケースは後を絶ちません。さらに足の小指側にも過剰な荷重がかかり始め、小指が内側に曲がってしまう内反小趾併発を引き起こす事例が現場取材でも極めて頻繁に確認されています。