もしかして自分も?大人の発達障害AddとAdhdの決定的な違いを徹底解説
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「ADD」という言葉をインターネットや書籍で見かけても、病院の診断書には「ADHD」と書かれていて混乱する方が大勢います。この背景には、精神疾患の国際的な診断マニュアルの変遷があります。 米国精神医学会が定めた診断基準『DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル第5版)』において、かつて独立して扱われることがあったADD現在の正式名称とDSM-5における分類は、「ADHD(注意欠如・多動症)」という大枠の中の発達障害 不注意優勢型に統合されました。つまり、ADDは医学的に消滅した病名ではなく、ADHDという大きな傘の下にある一つの表現形態として再定義された形です。 ADDとADHDの違いを整理すると、その本質は「多動性・衝動性」が行動の表面に現れるかどうかにあります。一般的にイメージされるADHDは、落ち着きがなく歩き回る、思いついたことを衝動的に口走るといった「多動・衝動性優勢型」や、不注意と多動が混ざった「混合型」です。一方で、旧ADDにあたる不注意優勢型は、外見上の落ち着きのなさはほとんど目立ちません。授業中や会議中も静かに座っているため、周囲からは「物静かな人」「少しぼんやりした人」と認識され、発見が大幅に遅れる傾向があります。 医療機関における注意欠如障害の診断基準では、主に以下の要素が評価されます:
- 学業や仕事において細部への注意が払えず、ケアレスミスを頻発する
- 課題や活動の最中に注意を持続させることが極めて困難である
- 直接話しかけられているのに、心ここにあらずで聞いていないように見える
- 指示に従えず、仕事を最後までやり遂げられない
- 物事の段取りをつけたり、時間を管理したりすることが苦手である
- これらの特性が12歳以前から継続的に存在し、家庭と職場など2つ以上の生活環境で明らかな機能障害を引き起こしていること
成人の場合は症状が9項目中5項目以上当てはまるかどうかがひとつの目安となり、幼少期からの生育歴を丹念に掘り下げて診断が下されます。