猫の口の中に黒い斑点や赤み?見逃せない危険サインと病気の真相
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黒い斑点と並んで遭遇頻度が高く、かつ猫を最も苦しめるのが「猫の口の中が赤い理由」の究明だ。健康な猫の歯ぐきは淡いピンク色をしているが、これが鮮紅色に充血し、あるいは咽頭部(喉の奥)まで真っ赤にただれ上がっている状態は、生体防御反応が暴走している警戒信号である。
赤みの主因となるのは、大きく分けて猫の歯肉炎と、より重篤な「猫難治性口内炎(尾側口内炎)」の2つだ。歯垢の中に潜む細菌に対する免疫反応からスタートする歯肉炎に対し、猫の口内炎症状は口腔粘膜全体が赤く腫れ上がり、まるで剥き出しの生肉のような潰瘍を形成する。その激痛は凄まじく、患部に唾液が触れるだけで飛び上がるほどの苦痛を伴う。
動物病院の診察室で飼い主がよく訴える猫のよだれと口臭原因も、この激しい炎症と直結している。口を閉じることが痛いため口角から粘度のあるよだれが垂れ、破壊された組織と嫌気性細菌が混ざり合うことで、腐敗臭のような強烈な口臭を放つようになるのだ。
「ご飯を欲しがって鳴くのに、器に顔を近づけた瞬間にギャッと叫んで逃げ出す」「前足で口元を激しく掻きむしる」「大好物だったドライフードをポロポロこぼす」――これらの仕草は、愛猫が限界を超えた痛みに喘いでいるSOSサインにほかならない。