松本幸四郎と松たか子は実の兄妹!豪華家系図と現在も続く絆の真相
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別々のジャンルで活躍しているように映る二人ですが、そのキャリアの要所要所で歴史的な共演を果たしています。
松たか子の初舞台は1993年10月、歌舞伎座で行われた『人情噺文七元結』のお久役でした。この公演には父の白鸚(当時・九代目幸四郎)や兄の幸四郎(当時・七代目染五郎)も出演しており、彼女の女優人生の原点には常に家族の舞台がありました。
映像作品における記念碑的な共演といえば、1994年のNHK大河ドラマ『花の乱』です。松たか子が主人公・日野富子の少女時代を演じ、兄の染五郎(現・幸四郎)が若き日の足利義政役を務めました。兄妹で夫婦の若き日を演じるという異色のキャスティングは当時大きな話題を呼び、二人の瑞々しい演技力がお茶の間を魅了しました。
舞台における金字塔は、名作戯曲『アマデウス』です。父・白鸚がアントニオ・サリエーリ役をライフワークとして演じ続けるなか、モーツァルト役を兄の幸四郎が、モーツァルトの妻コンスタンツェ役を松たか子が務めるという、演劇史に残る奇跡の座組が実現しました。さらに、姉の松本紀保も含めた3兄妹で企画・上演した舞台『バイ・マイセルフ』など、家族でありながらハイレベルな舞台人同士として刺激し合う関係を築いてきたのです。
2018年に行われた「高麗屋三代襲名披露」の祝賀行事では、松たか子が兄と父、甥の晴れ舞台を陰から全面的にサポート。梨園の慣習をわきまえつつ、誇らしげに家族を見守る姿が多くの演劇ファンの胸を打ちました。