皇室秘伝「有栖川流」書道の真相と筆跡の秘密!現在の継承者を徹底解明
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有栖川流(ありすがわりゅう)は、江戸時代初期に創設された四親王家(伏見宮、桂宮、有栖川宮、閑院宮)の一つである有栖川宮家に代々伝わってきた和様書道の流派です。
その基礎を築いたのは、第5代当主である有栖川宮職仁親王(よりひとしんのう、1713〜1769年)です。職仁親王は霊元天皇の皇子であり、書道や歌道に秀でた当代一流の文化人でした。平安時代以来の国風暗黒期を脱し、公家の優美な仮名表現と、武家社会に受け入れられる明快で力強い筆法を統合することで、独自の書風を確立しました。
幕末から明治維新の激動期には、第9代当主・有栖川宮熾仁親王(たるひとしんのう)がこの書を広く揮毫しました。熾仁親王の筆跡は、皇居周辺の記念碑や神社仏閣の扁額などに数多く残されており、近代日本の国家形成期における象徴的な筆致として重用された歴史があります。