ジャスティンビーバー何があった?顔面麻痺・ディディ騒動と現在の真実

ジャスティンビーバー何があった?顔面麻痺・ディディ騒動と現在の真実について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。

もうひとつファンを騒然とさせたのが、2023年1月に発表された楽曲権利の売却です。ジャスティンは、2021年12月31日までにリリースされた全カタログ(『Baby』『Sorry』『Love Yourself』など290曲以上)の出版権および原盤権の持分を、音楽投資会社ヒプノシス・ソングス・ファンドに対し、推定2億ドル(約260億〜290億円)という天文学的金額で売却しました。

通常、全楽曲の権利売却はボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンのようなキャリア晩年のレジェンドアーティストが行う「終活的ビジネス」と見なされてきました。そのため、20代後半という若さでの売却劇に対して「ジャスティンはもう音楽をやめて完全引退するつもりではないか」「莫大な借金や税金トラブルがあるのではないか」といった噂が駆け巡りました。

しかし、音楽ビジネスの専門家による分析は異なります。この売却は、以下の3つの明確な目的を持った極めて合理的な経営判断でした:

  • 巨大な即時キャッシュフローの確立: 将来のストリーミング印税を一度に現金化し、生涯にわたる経済的自由を確定させた。
  • 過酷なツアー収益への依存脱却: 「生活や維持費のために無理をして世界ツアーを回らなければならない」というビジネス上の縛りを解消した。
  • クリエイティブな主権の奪還: 過去のヒット曲の管理義務から解放され、今後は自分が作りたい音楽だけを好きなペースで制作できる環境を手に入れた。

事実、権利売却後もジャスティンはスタジオ入りを続けており、ドン・トリヴァーやSZAとのコラボレーションなど、散発的ではあるものの意欲的な楽曲参加を見せています。「引退」ではなく、「搾取的な商業システムからの離脱」こそが売却の真実です。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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