ご祝儀袋の中の厚紙は抜く?入れたまま?知っておくべき真相とマナー
ご祝儀袋の中の厚紙は抜く?入れたまま?知っておくべき真相とマナーの重要なポイントについて、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
そもそも、なぜ最初からご祝儀袋の中に厚紙や台紙が入っているのでしょうか。これには製造・流通段階における明確な実用上の理由が存在します。
1つ目の理由は、パッケージ内での型崩れ防止です。市販のご祝儀袋は繊細な和紙や水引で構成されており、輸送中の揺れや店頭フックに吊るされた際の自重によって、紙がたわんだり水引が変形したりするリスクがあります。厚みのある台紙を1枚挟むことで、購入者の手元に届くまで美しい直線美をキープしているのです。
2つ目は、「寿」や「御結婚御祝」と書かれた短冊の固定です。上包みの中央に差し込まれた短冊は、台紙の厚みによる適度な圧力があることで、陳列中に抜け落ちたり斜めに傾いたりするのを防いでいます。
3つ目は、上包みや中敷きとしての保護機能です。水引の裏側の結び目がお札用の封筒に直接当たって跡がつかないよう、緩衝材(添え紙)の役割を果たしています。つまり、厚紙は「購入するまでの品質を保つためのサポート材」であり、役目を終えたら役目を終えた資材として取り除かれることが前提で作られています。