生臭さが消える鯛のあら汁の作り方|プロ直伝の霜降りと黄金比
生臭さが消える鯛のあら汁の作り方|プロ直伝の霜降りと黄金比の注目されている理由を専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。
霜降りを終えて冷水に落とした直後こそ、最も丁寧に向き合うべき作業場です。ここで妥協してしまうと、どれだけ高価な味噌や出汁を使っても台無しになります。プロの料理人が現場で徹底しているウロコと血合いの除去ステップは次の通りです。
まず、冷水の中で鯛のアラを1片ずつ手に取り、指の腹を使って皮の表面を優しく撫でるように洗います。霜降りを施したことで、透明で見えにくかったウロコが白く浮き上がっているため、逆撫でするように擦るだけでポロポロと剥がれ落ちます。特にヒレの付け根、エラの内側、カマのくぼみには硬いウロコが密集しているため、爪の先や使い古した清潔な歯ブラシを使って丁寧にかき出します。
続いて、骨の断面や中骨の溝にこびりついている黒赤色の「血合い」を取り除きます。これは加熱すると濁りと強い生臭さの原因になるため、指先やスプーンの柄を使って綺麗にこそげ落とします。細部まで洗い終えたら流水で全体をサッとすすぎ、最後は清潔なキッチンペーパーで水気を完全に拭き取ることが不可欠です。カジトラなどの家庭料理検証メディアでも指摘されているように、雑味を含んだ水分を鍋に持ち込まないことが、洗練された味作りの分水嶺となります。