輸血と血液型の衝撃真相|O型万能説の誤解と命を守る適合ルール
輸血と血液型の衝撃真相|O型万能説の誤解と命を守る適合ルールの全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
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ABO式血液型4種類と、赤血球膜上のD抗原の有無によるRh式血液型(陽性・陰性)を掛け合わせると、主要な血液型は8種類に分類されます。それぞれの組み合わせにおける輸血の可否と、日本国内における出現割合を以下の比較データ表にまとめました。
血液型(ABO×Rh)赤血球を受け取れる型日本人人口比率(推計)臨床上の特徴・受給リスクO型 Rh(+)O型 Rh(+), O型 Rh(-)約29.85%(約3割)需要が極めて高く、常時在庫の確保が求められる。A型 Rh(+)A型 Rh(±), O型 Rh(±)約39.8%(約4割)日本で最多。供給量も多いが消費量も最大。B型 Rh(+)B型 Rh(±), O型 Rh(±)約19.9%(約2割)人口比に応じた安定した製剤供給体制が確立。AB型 Rh(+)すべての血液型(理論上8種)約9.95%(約1割)赤血球の受取選択肢は最多。ただし現場は同型投与。O型 Rh(-)O型 Rh(-) のみ約0.15%(約670人に1人)最も不利。自身は同型からしか受け取れない。A型 Rh(-)A型 Rh(-), O型 Rh(-)約0.20%(約500人に1人)血液センターによる地域間相互融通の対象。B型 Rh(-)B型 Rh(-), O型 Rh(-)約0.10%(約1000人に1人)極めて希少。緊急時の血液手配に専門連携が必要。AB型 Rh(-)すべてのRh(-)型(計4種)約0.05%(約2000人に1人)国内最頻度が低い型。Rh(-)内での互換性あり。
白人では約15%存在するRhマイナスですが、日本人におけるRhマイナスの割合は約0.5%(200人に1人)と極めて低率です。中でも「O型Rhマイナス」の人は、誰にでも赤血球を提供できる一方で、自分が輸血を受ける際には日本人のわずか0.15%しかいない同一の血液しか投与できないという、受給上の過酷な制約を背負っています。