数の子の食べすぎは痛風の原因?プリン体より危険な塩分と適量の真相

数の子の食べすぎは痛風の原因?プリン体より危険な塩分と適量の真相について見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。

プリン体への懸念が晴れたとしても、数の子を無制限に食べてよい理由にはなりません。食べすぎにおいて真に警戒すべき最大の健康リスクは、凝縮された塩分による急性的な体液バランスの崩壊です。

市販されている塩蔵数の子は、長期保存のために強烈な塩漬け処理が施されており、塩抜き前の塩分濃度は極めて高濃度に達します。また、手軽に食べられる「味付け数の子」であっても、醤油や白だし、みりんの塩分が奥まで染み込んでおり、100gあたり約2.5g〜3.5g前後の食塩相当量を含んでいるケースが珍しくありません。

厚生労働省が定める成人の1日あたりの食塩摂取目標量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。おせち料理や酒宴の席で数の子を小鉢一杯(約80〜100g)平らげてしまうだけで、1日の塩分目標値の半分近くに達してしまいます。体内のナトリウム濃度が急上昇すると、身体は浸透圧を保つために水分を溜め込み、翌朝の顔や手足の酷いむくみ、さらには血管壁への急激な圧力上昇による高血圧の悪化を招く結果となります。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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