菅田将暉の原点フィリップ役!16歳抜擢の真相と桐山漣との絆
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2008年、第21回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリストに選出された菅田将暉(本名・菅生大将)は、翌2009年にトップコートへ所属が決まった直後、運命のオーディションに臨みました。それが『仮面ライダーW』の主演選考です。芸能界入りしてからわずか数ヶ月、カメラテストの経験すら浅い大阪出身の高校1年生に、東映特撮の看板を背負う大役が舞い込みました。
チーフプロデューサーを務めた塚田英明や監督陣が求めていたのは、「知識の宝庫でありながら人間としての感情が希薄な、どこか浮世離れした魔少年」のリアリティでした。オーディション会場に現れた菅田将暉の当時の年齢は16歳。まだ何色にも染まっていない無垢な佇まい、中性的な透明感、そして時折見せる鋭い眼差しが、まさに制作陣の脳内にあった「フィリップ」の像と奇跡的な合致を見せました。
制作スタッフへのインタビュー取材や公式記録によると、満場一致で「この少年しかいない」と即決されたと記録されています。菅田自身も後に「合格を告げられた翌日から現場に通い詰め、右も左もわからないまま怒鳴られ鍛えられた」と振り返っています。菅田将暉のデビュー作が仮面ライダーという事実は、偶然の産物ではなく、稀代の原石を見抜いた制作陣の確信が生んだ必然のキャスティングでした。