グリーンウォーターの作り方決定版!失敗ゼロでメダカを増やす極意

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「メダカが見えなくなるほど濃いほうが栄養満点で良い」という言説は、現場を知らない飼育者が陥る最大の誤解です。安全でメダカが最も健康に育つ濃度には、明確な基準線が存在します。

【プロが実践する濃度の見極め基準】

指を水中に垂直に入れ、第2関節(水深約4〜5cm)までは指先がはっきり見え、第3関節(約8〜10cm)あたりでぼんやり見えなくなる程度が理想の「薄緑色(抹茶オーレではなく煎茶の色)」です。水面下2〜3cmで底やメダカが全く見えない状態はすでに「過密・危険水域」と判断してください。

もし飼育水が濃くなりすぎた場合、濃すぎるグリーンウォーターの対策として、飼育水の3分の1から半分を抜き取り、カルキを抜いた新水で薄める換水を行わなければなりません。また、急激な水質変化を避けるため、夜間だけでもエアレーションを作動させて酸欠と全滅の防止を徹底することが極めて重要です。

さらに見落とされがちなのが、グリーンウォーターによる冬越し・越冬の落とし穴です。「青水で越冬させるとメダカの体力が落ちない」と言われますが、これは水温が保たれる暖冬地域や秋口の話です。厳冬期に水温が5℃以下まで低下すると、植物プランクトン自体が寒冷死して水底に沈み、腐敗物質へと変わります。光合成が行われないまま死滅したプランクトンが底で腐敗すると、冬眠中のメダカに直撃し、春先に水温が上がった瞬間にバクテリアの異常増殖でメダカを全滅させる引き金となります。本格的な冬場は、青水を無理に維持するのではなく、薄めのグリーンウォーターか、底の掃除を施した澄んだ水にシフトするのが鉄則です。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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