曹洞宗とは?開祖道元の教えと臨済宗との違い・葬儀作法まで徹底解説

曹洞宗とは?開祖道元の教えと臨済宗との違い・葬儀作法まで徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

曹洞宗(そうとうしゅう)は、平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した道元禅師(どうげんぜんじ、1200〜1253年)が、中国(南宋)に渡って天童山(てんどうさん)の如浄(にょじょう)禅師から正伝の仏法を受け継ぎ、日本へ伝えたことに始まります。

仏教の宗派は、経典の文言や儀式、念仏などを重んじる宗派が多いなかで、禅宗(曹洞宗・臨済宗・黄檗宗)は「言葉や文字にとらわれず、直接体験(坐禅)を通じて仏の境地を体現する」ことを目指します。なかでも曹洞宗は、開祖である道元禅師を「高祖(こうそ)」、後に教団の基盤を全国へ広げた瑩山紹瑾(けいざんじょうきん、1264〜1325年)を「太祖(たいそ)」と仰ぎ、御本尊であるお釈迦様とともに「一仏両祖(いちぶつりょうそ)」として深く敬慕しています。

教団組織としての最大の特徴は、頂点に立つ大本山が2つ存在する「両大本山制」を敷いている点です。

  • 大本山 永平寺(福井県吉田郡永平寺町):1244年に道元禅師が開創。「出家修行の根本道場」として、今なお厳格な修行生活が24時間体制で受け継がれる。
  • 大本山 總持寺(神奈川県横浜市鶴見区):1321年に瑩山禅師が開創(能登から移転)。「開かれた教化の道場」として、民衆への布教と国際的活動を牽引する。

御本尊は「釈迦如来(釈迦牟尼仏)」です。阿弥陀如来や大日如来を立てる他宗派と異なり、歴史上に実在し、自らの肉体をもって悟りを開いたお釈迦様の姿を信仰と実践の最高規範としています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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