水道水がそのまま飲める国一覧|2026年最新の世界水事情と渡航対策
水道水がそのまま飲める国一覧|2026年最新の世界水事情と渡航対策にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
日本に暮らしていると実感しにくい事実ですが、世界の中で「蛇口から出る水道水をそのまま直接飲める国」は極めて少数に限られています。国土交通省が公表している『日本の水資源』資料や各種国際比較調査によると、そのまま飲用可能と明記される国は世界約196カ国中、わずか10〜15カ国程度(全体の1割未満)に過ぎません。
地域ごとの詳細な分布状況を整理すると、欧州の特定の国々やオセアニアの一部に偏在している実態が浮かび上がります。
水道水がそのまま飲める国・地域(公的水質基準クリア国)
- ヨーロッパ:アイスランド、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、オーストリア、スイス、アイルランドなど
- オセアニア:ニュージーランド、(オーストラリアの一部主要都市)
- アジア:日本、シンガポール
- アフリカ:南アフリカ(一部大都市圏のみ)
「先進国であればどこでも水が飲める」という認識は大きな誤解です。例えばアメリカ合衆国やカナダ、イギリス、フランス、イタリアなどでは、浄水場出口での安全基準が保たれていても、長大な配管網の老朽化や貯水タンクの衛生管理、地域の硬度差により、現地住民であっても浄水器を通すかミネラルウォーターを購入して飲むケースが一般的です。