脈圧とは?上の血圧と下の血圧の差が教える血管の危機と動脈硬化サイン
脈圧とは?上の血圧と下の血圧の差が教える血管の危機と動脈硬化サインの疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。
Q1:上が130mmHgで下が60mmHgの場合、脈圧70mmHgはすぐに受診が必要ですか?
A1:脈圧70mmHgは明らかな拡大傾向(動脈硬化の進行や大動脈弁閉鎖不全症の疑い)を示しています。自覚症状がなくても、健康診断や家庭血圧の記録を持参し、循環器内科で心エコー検査や血管の硬さ(CAVIやPWV)を測定してもらうことを推奨します。
Q2:脈圧が狭い(25〜30mmHg程度)のは血圧が低い証拠で健康ですか?
A2:健康の証拠ではありません。脈圧が極端に小さい場合、心臓が1回で押し出す血液の量が著しく不足している可能性があります。大動脈弁狭窄症や潜在的な心筋の機能不全、重度の脱水などが隠れている恐れがあるため、放置は禁物です。
Q3:脈圧そのものを直接下げる特効薬はありますか?
A3:脈圧だけをピンポイントで下げる単一の薬剤は存在しません。大動脈の硬化や心臓疾患という根本原因に対して治療を行います。降圧薬の中では、大動脈の反射波を抑えて中心血圧を下げるカルシウム拮抗薬やアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、ARBなどが臨床的に選択されます。