フジテレビと嵐の絆と現在地|Vs嵐復活説の真相と歴代番組の軌跡

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嵐がグループとしての活動を一時休止した2026年12月31日から歳月が流れ、2026年現在、メンバー5人はそれぞれのフィールドで独自の存在感を確立しています。その過程で最も大きな転機となったのが、2026年4月、相葉雅紀、松本潤、二宮和也、大野智、櫻井翔の5人が連名で立ち上げた「株式会社嵐」の設立でした。旧来の芸能プロダクションによるトップダウン型マネジメントから、メンバー自らが主導権を握るエージェント型・自律型組織へのシフトは、各テレビ局との力関係や番組ブッキングのあり方を根本から塗り替えました。

この組織改編期において、フジテレビと嵐の関係はどう変化したのでしょうか。一部の週刊誌やネットニュースでは「事務所再編の波に押され、日テレやTBSに比べてフジテレビとのパイプが希薄化したのではないか」といった憶測が散見されました。しかし、番組制作会社幹部や編成担当者の証言を総合すると、実情は全く逆であることが浮かび上がってきます。

象徴的な事象として挙げられるのが、櫻井翔がフジテレビでレギュラー番組のMCを務めるにあたり、『VS嵐』終了以来約6年ぶりのレギュラー復帰を果たしたプロジェクトです。実況にはかつて『VS嵐』で2016年11月から2026年2月まで「天の声」を務めてスタジオを盛り上げた立本信吾アナウンサーが起用されるなど、制作現場の布陣にはかつての嵐黄金期を支えたクリエイター陣が再結集しました。表面的な所属形態が変わろうとも、現場レベルで培われたクリエイティブの信頼関係は揺らいでいません。

フジテレビにとって嵐は、単なる番組出演者という枠を超え、1990年代末の低迷期からフジテレビバラエティの復権を共に歩んだ「戦友」に等しい存在です。2026年12月24日、最終回を迎えた『VS嵐』の放送直後、番組公式X(旧Twitter)アカウント(@vsarashi2008)は次のような異例のメッセージを発信しました。

「嵐5人だからこそ、木曜よる7時に温かい時間をお届けすることができました 共に歩めた時間は宝物です 明日からもみんな5人の大ファンです!! 最高の景色をありがとうございました」

放送局の公式アカウントが特定のタレントに対してここまで情緒的かつ率直な愛着を表明した例は過去にほとんどありません。この公式ステートメントが象徴するように、フジテレビ局内には今もなお「嵐に対する絶対的な敬意と感謝」が制作DNAとして深く息づいています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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