燃調が濃い症状を放置すると危険!黒煙・加速不良の原因とプロの対処法
燃調が濃い症状を放置すると危険!黒煙・加速不良の原因とプロの対処法の特集記事を解説します。最新トレンドが満載です。
エンジンセッティングにおいて「薄い(リーン)」と「濃い(リッチ)」は表裏一体の関係にありますが、発生する症状と車体に及ぼすリスクの性質は全く異なります。両者のメカニズム的な差異と、放置した場合の破壊的インパクトを以下の客観データ表にまとめました。
燃調の薄い・濃いの違いを把握する上で押さえるべきポイントは、空燃比の基準です。ガソリンが完全燃焼するための「理論空燃比(ストイキオメトリ)」は空気質量14.7に対しガソリン1ですが、アクセル全開時に最大出力を発揮する「出力空燃比(パワー空燃比)」は12.5〜13.0前後とやや濃い側に設定されます。しかし、これが11.0や10.0を下回る領域まで過剰濃縮されると、燃焼効率は極端に低下し、エンジンにとって深刻な毒性を持つ状態へと変貌します。