「気にしないで」の英語は危険?Never Mindの罠とビジネス正解表現

「気にしないで」の英語は危険?Never Mindの罠とビジネス正解表現について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

外資系企業やクロスボーダープロジェクトの現場において、日本人スタッフが良かれと思って使い、コミュニケーションの齟齬を引き起こしている典型的な失敗事例が報告されています。

ミス1:感謝に対して「Never mind」と返して空気が凍る

プロジェクトメンバーから「手伝ってくれて本当に助かった、ありがとう!」と言われ、「気にしないで(どういたしまして)」のつもりで「Never mind」と返信したケース。相手は「何か失礼なことをして怒らせてしまったのか」「手伝ったことを後悔しているのか」と受け取り、関係性に不必要なヒビが入ってしまいました。感謝への返答は「You're welcome」や「Glad I could help」が鉄則です。

ミス2:上司や重要クライアントに「Don't worry」と指示調で言ってしまう

「Don't worry」は親切な響きに聞こえますが、文法上は否定の命令文です。目上の相手やクライアントに対して単独で「Don't worry.」と言い放つと、「あなたが心配することではない(口出しするな)」という傲慢なトーンに聞こえる危険性があります。目上の相手には「Please rest assured that...(〜ですのでご安心ください)」や「There is no need to worry about...」と丁寧に言い換えるのがエチケットです。

ミス3:和製英語「Don't mind(ドンマイ)」をそのまま使ってしまう

スポーツの試合などで使われる「ドンマイ」は完全な和製英語です。英語で「I don't mind.」と言うと「私は構いません(どちらでもいいです)」という選択への無関心を示し、「Don't mind!」と相手に叫んでも「気にするな」という意味にはならず、ただ文法的に破綻した英語として聞き返されるだけになります。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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