御社と貴社の使い分け完全版|面接・履歴書・メールの正しい敬語術

今注目を集めている 御社と貴社の使い分け完全版|面接・履歴書・メールの正しい敬語術について、詳しいまとめを整理して公開しています。

実際のビジネス現場や採用活動において、媒体ごとにどちらを選択すべきかを整理しました。デジタルコミュニケーションが主軸となった現在でも、媒体の「視覚(テキスト)」か「聴覚(音声)」かという軸は変わりません。

履歴書の書き方マナーおよびエントリーシートの書き方においては、例外なく「貴社」を使用します。志望動機欄や自己PR文の中で「御社」と記載してしまうミスは、書類選考における減点対象として人事担当者から頻繁に指摘される代表例です。提出前に必ずテキスト検索をかけ、表記の揺れを排除する確認工程が欠かせません。

メールでの使い方も同様に「貴社」が鉄則です。宛名として「株式会社〇〇 貴社」と書くのは二重敬語の誤りとなるため、「株式会社〇〇 御中」または「株式会社〇〇 役職 氏名様」とし、本文中で相手企業を指す際に「貴社の事業展開に深く共感し」といった形で組み込みます。

一方、就職活動の面接対策における面接での呼び方、および商談や電話対応での呼び方では、すべて「御社」に統一します。Web面接(オンライン面接)であっても音声を通じた会話である以上、「御社の掲げるビジョンについて」と発声するのが正解です。

なお、SlackやMicrosoft Teamsといったビジネスチャットツールでのやり取りに関しては、テキスト媒体であるため原則として「貴社」を用います。ただし、リアルタイムの会話に近いラフなスレッド内では口頭表現の「御社」が混入しやすい傾向にあります。公式な連絡や対外的なチャットグループでは「貴社」で統一することが安全策となります。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest