なぜ顔から浮く?プロ直伝の仮面の描き方と立体感を出すアタリの極意

なぜ顔から浮く?プロ直伝の仮面の描き方と立体感を出すアタリの極意についての真相をお届けします。

和風・クラシック系で頻出する仮面は、特有の様式美と骨格との対比が魅力です。

狐面のイラスト描き方:
狐面は「額の広さ」と「尖った鼻口部」が特徴です。人間の鼻先よりも前方へ突き出す構造になっているため、斜めアングルでは横長の円錐台を意識してアタリを取ります。目のスリットは細く切れ長に配置し、朱色や墨の隈取り(くまどり)は仮面の曲面に沿ってパースをつけて歪ませるのがコツです。顔の正面に被せるだけでなく、「頭の斜め上にちょこんと乗せる」「後頭部に回す」といったアレンジでも、頭蓋骨の丸みに沿って斜めに傾けることでこなれた装着感を演出できます。

能面・般若の描き方:
般若面は、極端に隆起した眉丘筋(びきゅうきん)、見開かれた金色の目、裂けた口と尖った角が記号です。人間の骨格の凹凸を劇画調に誇張した構造のため、額と頬骨の張り出しを通常の人体よりも角張らせて立体を作ります。上から光が当たると「怒り」、下から光が当たると「悲しみ」に見えるという能面特有の二面性を意識し、陰影の落とし方でキャラクターの感情をコントロールするのが上級テクニックです。

アイマスクのイラスト描き方:
舞踏会風のドミノマスクやヒーローのアイマスクは、顔の骨格に最も密着するタイプです。鼻梁(びりょう)を挟んで左右の眼窩(がんか)を包み込むように描きます。肌に直貼りされているように見せないため、布地や革のフチに微小なハイライトを走らせ、目頭と鼻の脇にわずかな影の隙間を描き込むことが自然に見せるポイントです。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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