いけいけどんどんの意味と由来とは?バブル期の熱狂と現代の評価
いけいけどんどんの意味と由来とは?バブル期の熱狂と現代の評価の背景について、最新情報を詳しくお届けします。
「いけいけどんどん」とは、ためらうことなく勢いに乗って前進する様子や、ブレーキをかけずに拡大路線を突き進む態度を指す言葉です。口語表現としてはひらがなだけでなく「イケイケドンドン」「イケイケどんどん」など様々な表記が用いられます。
この表現の成立過程には、主に2つの要素が組み合わさっています。
- 「行け行け(いけいけ)」: 立ち止まらずに先へ進めと煽る掛け声、あるいは威勢よく強気に行動する態度。
- 「ドンドン(どんどん)」: 祭りの太鼓や花火が打ち上がる景気の良い擬音、ならびに物事が間断なく急速に進行する様を示す擬態語。
言語研究者の見解や当時の風俗記録を紐解くと、もともと民謡や祝祭空間で使われていた掛け声のリズムが、戦後の復興から高度経済成長期(1960年代)にかけて社会全体の高揚感と結びつき、一般的な流行語として大衆に浸透していった経緯が浮かび上がります。特に1960年の国民所得倍増計画前後から、立ち止まることを良しとしない強気なマインドセットを表す口頭語として広く定着しました。