なぜ地面を掘った?平安まで続いた竪穴式の真相と夏涼しく冬暖かい理由

なぜ地面を掘った?平安まで続いた竪穴式の真相と夏涼しく冬暖かい理由に関する気になる情報を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

Q1:大雨や台風が来たとき、竪穴式住居の中に水が流れ込んでプール状態にならなかったのですか?
A1:住居の周囲に雨水を逃すための「周溝(しゅうこう)」と呼ばれる排水溝が丁寧に掘られていました。また、住居の縁には掘り上げた土を盛って土手を築き、雨水の流入を徹底して防いでいました。さらに、床面には砂や粘土を叩き固める工夫が施されており、浸水対策は極めて高度でした。

Q2:なぜ「竪穴式住居」は最終的に日本の歴史から姿を消したのですか?
A2:農業生産力の向上や製鉄技術の普及によって、ノコギリやカンナなどの大工道具が庶民層にも行き渡り、柱の腐食を防ぐ「礎石(そせき)」を用いた平地住居を安価に建てられるようになったためです。また、生活様式の変化に伴い、床を地面より高くして湿気から畳や板張りを守る建築の方が、生活衛生面で有利になったことも大きな理由です。

Q3:竪穴式石室と横穴式石室は、外から見た古墳の形(前方後円墳など)で見分けられますか?
A3:外観の形だけでは完全に見分けることはできません。ただし「古墳が造られた時代」が大きな目安になります。前期から中期(4世紀〜5世紀前半)に造られた巨大な前方後円墳の多くは竪穴式石室を採用しており、後期(6世紀以降)に造られた円墳や群集墳の多くは横穴式石室を備えています。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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