抗菌薬と抗生剤の違いとは?風邪に効かない医学的真相と正しい知識

抗菌薬と抗生剤の違いとは?風邪に効かない医学的真相と正しい知識について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。

Q1:以前病院でもらって残っていた抗生物質を、今回の風邪で飲んでもいいですか?
A1:絶対に飲んではいけません。残薬の服用は、病原菌に対して薬の量や日数が不足し、体内の常在菌を耐性化させる最も危険な行為です。また、過去の疾患と今回の症状では原因菌が異なる可能性が高く、保管状況による薬剤の劣化リスクもあるため、残った薬は破棄してください。

Q2:風邪を引いたとき、抗菌薬を出してくれない医師は信頼して良いのでしょうか?
A2:大いに信頼できます。問診や診察、必要に応じた迅速検査を行い、風邪(ウイルス感染)と見極めた上で「抗菌薬を出さない」選択をする医師は、厚生労働省の手引きや国際標準のエビデンスに忠実な良医です。何も言わずに風邪へセフェム系やキノロン系を出す医師よりも、適切な判断を下しています。

Q3:抗菌薬を飲むと必ず下痢になります。途中で飲むのをやめてもいいですか?
A3:自己判断で中断せず、まずは処方元の医師や薬剤師に相談してください。症状が軽い軟便程度であれば整腸剤とともに最後まで飲みきることが推奨されますが、水のような下痢や激しい腹痛、発熱を伴う場合は薬剤性の腸炎の疑いがあるため、医師の指示のもとで休薬や薬剤の変更を行います。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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