身につけるの漢字は着ける?付ける?公用文と使い分けの決定版

身につけるの漢字は着ける?付ける?公用文と使い分けの決定版の真相について、最新情報を詳しくお届けします。

商業出版やWebメディアの校正現場において、最も赤字が入りやすいのが「送り仮名のミス」と「IME変換の無批判な確定」です。

文化庁が定める「送り仮名の付け方」において、活用のある語は活用語尾を送るのが原則です。「つける」は下一段活用動詞であるため、語幹「着」「付」に対して「ける」を送る形が正解となります。ところが、Web上の原稿では以下のようなケアレスミスが散見されます。

  • 誤:身に着る(「きる」と混同している初歩的ミス)
  • 誤:身に付る(送り仮名の脱落)
  • 誤:身につ付ける(タイピング重複の放置)

知恵袋やSNSなどの投稿データを分析すると、「スキルを身に着ける」と誤記してしまうユーザーが全体の約40%前後に達している実態が浮かび上がります。「スキルを自分の外枠に装備する」という感覚的なイメージに引っ張られ、無意識に「着ける」を変換選択してしまうケースが後を絶ちません。

校閲現場のベテラン校閲者からは「『身に着ける』と『身に付ける』の混在は、推敲不足を最も露呈させやすいポイント。一稿ごとにどちらのカテゴリに属するか、品詞分解して検証する癖をつけるべき」という指摘がなされています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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