犬に鹿の骨は危険?歯折れや腸閉塞のリスクとプロが教える安全な選び方
犬に鹿の骨は危険?歯折れや腸閉塞のリスクとプロが教える安全な選び方についての最新情報をお届けします。
骨を与える際は、犬の体重や顎の力に応じた綿密なサイズ選定が不可欠です。特にトイプードルやチワワなどの「小型犬向け鹿の骨の選び方」には細心の配慮が求められます。
顎の細い小型犬に対して大腿骨などの太い骨を与えるのは論外です。小型犬に適しているのは、鹿のあばら骨を低温でじっくり乾燥させた細身の製品、あるいは骨そのものではなく、硬度が控えめな「鹿のアキレス腱(筋)」や「鹿皮のガム」です。あばら骨であっても、骨密度が低い先端部分を選び、ハサミや手で折れる程度の柔軟性があるか確認してください。
中型犬や大型犬の場合、細すぎるあばら骨は一口で丸呑みして食道に詰まらせるリスクが高まります。大型犬には、口の中に完全に収まらない長さ(20センチ以上)があるあばら骨の束や、適度に削り甲斐のある肩甲骨の端部が適しています。
さらに製品選びにおいて見落とせないのが、ジビエ処理施設の衛生基準です。野生の鹿はE型肝炎ウイルスや重度の大腸菌、寄生虫を保有している可能性があります。農林水産省が策定した「国産ジビエ認証制度」を取得している加工施設や、オゾン殺菌・低温長時間乾燥(60℃〜70℃で数十時間)を実施している信頼できるメーカーの製品を厳選することが、感染症や中毒を防ぐ最低条件です。