メダカの水作りで全滅を防ぐ!失敗しないカルキ抜きと水質管理の鉄則

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水道水をそのまま飼育容器に注ぎ、メダカを放す行為は「全滅の引き金」になります。日本の水道水は水道法により、蛇口時点で0.1mg/L以上の遊離残留塩素(カルキ)を保持することが義務付けられています。人間には無害な微量塩素であっても、体重わずか数百ミリグラムのメダカにとっては、呼吸器であるエラの粘膜を直接酸化・破壊する劇薬にほかなりません。

エラが塩素で損傷すると、メダカは酸素を体内に取り込めなくなり、水面でパクパクと苦しそうに呼吸を続けた末に窒息死します。さらに、水中の有害物質を無害化するろ過バクテリアも塩素によって死滅するため、生物ろ過が完全に崩壊します。

塩素を除去する手法には、主に市販の「チオ硫酸ナトリウム系カルキ抜き剤」を使用する方法と、「汲み置き」による自然揮発の2通りが存在します。手軽な汲み置きですが、季節や天候によって必要な時間が大きく変動する点には注意が必要です。

  • 屋外・直射日光下(夏季・晴天):約6時間〜半日で塩素が分解
  • 屋外・直射日光下(冬季・曇天):約24時間〜48時間が必要
  • 屋内・日陰:紫外線が届かないため、塩素が完全に抜けるまで48時間〜72時間以上を要するケースも

安全性を最優先にする場合、チオ硫酸ナトリウムを主成分とする液体中和剤を使用すれば、わずか数秒で塩素を無害化できます。コストも1回あたり数円程度に収まるため、特に室内飼育や大量の水換え時には中和剤の活用が推奨されます。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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