仙台・山形の新幹線はなぜない?直通構想の真相と最速移動術を徹底解剖
仙台・山形の新幹線はなぜない?直通構想の真相と最速移動術を徹底解剖の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。
ネット上のQ&AサイトやSNSでは、「新幹線を使えば仙台から山形まで最速で行けるのではないか」という旅行者の誤解が散見されます。しかし、地図を見れば一目瞭然であるように、仙台駅から山形駅へ新幹線で向かうルートは完全に「南への大迂回」です。
仙台駅から東北新幹線で一度南下して福島駅へ行き、そこで山形新幹線(奥羽本線)に乗り換えて再び北上するという三角形の2辺を走る経路を辿ります。乗り換え待ち時間が発生することに加え、新幹線特急料金が2区間分加算されるため、費用対効果は極めて劣悪です。
ただし、例外的に新幹線福島経由が選択肢となるケースが2つだけ存在します。
第1に、「JR東日本の新幹線乗り放題フリーパス(大人の休日倶楽部パスなど)を利用している場合」です。乗り放題切符であれば追加料金がかからないため、悪天候で仙山線や高速道路が通行止めになった際のリダンダンシー(迂回ルート)として機能します。
第2に、「猛吹雪や台風で仙山線と山形自動車道が同時に完全麻痺した非常時」です。新幹線は強風や豪雪に対するシェルター機能が高いため、最終的なバックアップ手段として福島経由が命綱となる場面があります。しかし、日常の移動手段としては完全に「ナシ」と言い切って差し支えありません。