沖縄お笑い芸人はなぜ強い?爆笑の秘密と全国区スターの現在
沖縄お笑い芸人はなぜ強い?爆笑の秘密と全国区スターの現在の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
沖縄県内におけるお笑い芸人のステータスは、本土のそれとは大きく異なります。県内視聴率において圧倒的な数値を叩き出すお化け番組や、全県民が注目する賞レースが存在するためです。
その筆頭が、沖縄テレビ(OTV)で長年放送されている情報バラエティ番組『ひーぷーホップ』です。タレントのひーぷー(真栄平仁)を筆頭に、こきざみインディアン(さーねー・もーりー)らが出演する同番組は、視聴者から寄せられるディープな日常エピソード(オキナワ爆笑伝説)を軽妙に裁くスタイルで、驚異的な長寿人気を誇ります。地元ラジオやローカルCMも含め、こきざみインディアンをはじめとする地元芸人の認知度は、県内においては全国区のトップアイドルを凌駕するほどです。
さらに、沖縄のお笑い頂上決戦として毎年新春に開催されるのが琉球朝日放送(QAB)主催の「O-1グランプリ」です。O-1グランプリ歴代優勝者には、キャン×キャン、こきざみインディアン、初恋クロマニヨン、リップサービス、ドラゴンエマニエルなど、その後の沖縄お笑い界を牽引する看板芸人が名を連ねています。
また、近年最大の文化的怪作として外せないのが、FEC所属の仲座健太が扮する護得久栄昇(ごえく えいしょう)会長です。「チンダミするよ!」「わかるよね?」などのキラーフレーズとともに、沖縄の民謡界の重鎮をデフォルメしたこのキャラクターは、ローカルCMを席巻しただけでなく、大手レコード会社からメジャーデビューを果たすなど、沖縄発キャラクタービジネスの金字塔を打ち立てました。