新生児が口を開けて寝るのは病気?原因の見極めと正しい対処法の全貌

新生児が口を開けて寝るのは病気?原因の見極めと正しい対処法の全貌の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

生後間もない赤ちゃんが口を開けたまま熟睡している姿を目にして、「病気のサインかもしれない」と動揺する必要は基本的にありません。日本小児科学会の解剖学的知見に基づけば、新生児期から乳児期早期の赤ちゃんは、本来「偏性鼻呼吸(へんせいはこきゅう)」と呼ばれる、構造的に鼻だけで呼吸を行う身体の仕組みを持っています。

大人の喉と異なり、新生児の喉頭(気道の入り口)は非常に高い位置に存在し、軟口蓋(口の奥の柔らかい部分)と喉頭蓋がほぼ接触しています。この構造のおかげで、赤ちゃんはおっぱいを吸いながら同時に鼻で息を吸うことができます。つまり、たとえ口がぽかんと開いていたとしても、体内では鼻腔を通じた空気の換気が問題なく行われているケースが圧倒的多数を占めているのです。

では、なぜ吸気口として機能していないにもかかわらず、口が開いてしまうのでしょうか。その直接的な理由は、新生児の顎の筋肉が未発達である点に集約されます。下顎を支える口輪筋や咀嚼筋群の筋緊張が未熟なため、深い眠り(特にレム睡眠時)に入って全身の筋肉が緩むと、頭蓋骨の構造上、下顎が重力に引かれて自然と下がってしまいます。したがって、顔色がピンク色で、胸やお腹が一定のリズムで穏やかに動いていれば、口が開いていても過度に心配することはありません。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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