大久野島のうさぎ持ち帰りは違法?禁止理由と密猟の噂を徹底解剖
大久野島のうさぎ持ち帰りは違法?禁止理由と密猟の噂を徹底解剖の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
インターネット上の掲示板やSNSでは、「大久野島のうさぎが大量に密猟されてペットショップに売られている」「特定のブリーダーが血統目当てで盗んでいる」といった真偽不明の言説が定期的に拡散されます。この噂の裏側には、どのような実態があるのでしょうか。
地元関係者や現地ボランティアの証言を突き合わせると、組織的な大規模密猟が行われているという決定的な証拠は確認されていません。島と本土を結ぶ交通手段は忠海港などを結ぶ定期フェリーに限られており、不審な大荷物やケージを持ち出す行為は港の係員や防犯カメラで容易に特定されるためです。
しかし、「個人的な連れ去り未遂事案」は過去に幾度となく発生しています。リュックサックや買い物袋に子うさぎを隠し入れて船に乗ろうとし、改札スタッフに制止された事例や、ネット上に「大久野島から拾ってきた」と悪びれずに投稿して大炎上したケースが後を絶ちません。ネット上で騒がれる「密猟の噂」の正体は、こうした極めて悪質な個人による連れ去り事案が尾ひれをつけて語り継がれた結果と言えます。
さらに深刻な裏返しの問題として、「ペットの持ち込み(遺棄)」の多発が挙げられます。「うさぎがたくさんいる島なら、うちの子も仲間と一緒に幸せに暮らせるだろう」という身勝手な飼い主が、不要になった飼育うさぎを島に放してしまうのです。しかし、人工飼育されたうさぎには縄張り争いや天敵から身を守る術がなく、既存の野良うさぎから激しい攻撃を受けたり、島外の病原菌を広げて群れ全体を壊滅の危機に陥れたりします。持ち帰りだけでなく持ち込みも、島を破滅させる重罪です。