Dポイントマーケット終了の真相|2026年還元率の落とし穴と移行先
Dポイントマーケット終了の真相|2026年還元率の落とし穴と移行先にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
ネット上の一部では「dポイント経済圏そのものが縮小しているのではないか」という憶測が飛び交っていますが、これは事実と異なります。背景にあるのは、ドコモが進める高度なデータマーケティング戦略への集約です。
報道各社の取材や業界統計によると、NTTドコモ、電通、CARTA ZERO、インテージの4社は新たなマーケティングデータ基盤の提供を開始するなど、約1億人規模のdポイント会員基盤を活用したビッグデータ連携を急速に強化しています。単なる購買送客マージンを稼ぐ小規模な中継サイトを維持するよりも、dカードやd払いの購買決済データを直接吸い上げ、大手広告主へ高精度なソリューションを提供するビジネスモデルへの転換が図られているのです。
また、自社グループ内における「カニバリゼーション(共食い)」の解消も決定打となりました。dカード保有者向けにはすでに還元率で圧倒する「dカード ポイントモール」が存在し、通販直営としては「dショッピング」が定着しています。機能が重複するサービスを整理し、経営リソースを決済インフラの拡充とデータ基盤の強化に集中させるという、構造改革のメスが入った結果といえます。