宮川製麺所の注文ルール完全攻略!黄金いりこ出汁が愛される3つの理由

宮川製麺所の注文ルール完全攻略!黄金いりこ出汁が愛される3つの理由に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

宮川製麺所の敷居が高く感じられる最大の要因は、一般的なフルサービス店や大手セルフうどんチェーンとは全く異なる「動線」と「作法」にあります。店内に券売機はなく、座席にメニュー表もありません。初めて暖簾をくぐった瞬間に厨房の職人たちと交わす、独特のセルフオペレーションを分かりやすく順を追って解説します。

ステップ1:釜場へ進み「玉数」と「温・冷」を告げる

店内に入ったら、まず奥の製麺・釜場カウンターへと進みます。職人さんに「1玉(小)」「2玉(大)」あるいは「3玉(特大)」を告げます。この際、冷たい麺を希望する場合は「冷たいの」と添えましょう。職人さんが丼に茹で上がったうどんを放り込み、丼を手渡してくれます。

ステップ2:テボ(湯振りザル)で麺を自分で温める(温麺の場合)

丼を受け取ったら、カウンター脇にある湯気が立つ温め用の角型水槽(湯煎槽)に目を向けます。冷たい麺のまま出汁をかける「ひやあつ」を好む場合はこの工程をスキップしますが、熱々のうどんを食べたい場合は、丼の麺をテボに移し替えてお湯の中に浸します。時間はおよそ5秒から10秒。チャッチャと手早く湯切りをして、再び元の丼に麺を戻します。長湯させすぎると麺のコシが損なわれるため、手短に行うのが現場の鉄則です。

ステップ3:大鍋の寸胴から出汁を注ぐ(いりこをすくう)

宮川製麺所の象徴とも言えるのが、出汁が入った大寸胴です。出汁の注ぎ口から注ぐか、あるいは寸胴の中に浸かっている柄の長いお玉を使って出汁を回しかけます。このとき、鍋底に沈んでいる大ぶりの煮干し(いりこ)をお玉ですくい取り、丼の上に2〜3尾トッピングするのが宮川製麺所の正統な流儀です。冷たい出汁を希望する場合は、冷水タンクまたはポットに用意された冷出汁を使用します。

ステップ4:薬味と天ぷらを選び、席を確保する

出汁を張った丼を手に進むと、ネギ、すりおろし生姜、天かすが置かれた薬味コーナーがあります。お好みの量をトッピングし、さらに隣に並ぶちくわ天、ゲソ天、野菜天などから好きなサイドメニューを小皿に取ります。すべて揃ったら、空いている長テーブルの席に着座して実食します。

ステップ5:食後に申告する「後払い自己申告会計」

宮川製麺所の真骨頂とも言えるのが、食後の会計システムです。食べ終えた食器を返却口へ下げる際、番台またはレジ周りにいる店員さんへ「うどん1玉とちくわ天を1個食べました」と自己申告して現金を支払います。この性善説に基づいた会計スタイルこそ、古き良き讃岐の製麺所文化が今なお息づいている証拠です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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