カーブの投げ方決定版|なぜ曲がらない?プロ直伝の握りと回転の極意

カーブの投げ方決定版|なぜ曲がらない?プロ直伝の握りと回転の極意とは一体何なのか? 背景や要点を整理してお届けします。

これから初めてカーブに挑戦する選手や、フォームの基本を見直したい選手のために、感覚を掴むためのステップバイステップの練習法を整理しました。

  1. ステップ1:至近距離での「順回転キャッチボール」(距離5メートル)
    マウンドに立たず、至近距離から下から上へトスするように、中指でボールの前方を撫でて強い縦回転をかける感覚を養います。ボールがブレずに縦の縫い目を見せてまっすぐ回転することを確認してください。
  2. ステップ2:フラットピッチングでの「ネットスロー」(距離10メートル)
    傾斜のない平地で、捕手の頭の上を通すイメージで山なりの軌道を投げます。ストレートと同じ腕の振りを保ちながら、ボールが指先からフワリと抜けて落ちる感覚を指先に染み込ませます。
  3. ステップ3:傾斜を使った実戦リリーストレーニング(本塁間18.44メートル)
    マウンドの傾斜を利用し、打者の目線の高さへ向けて思い切り腕を振ります。高めのボールゾーンからストライクゾーンへ鋭く落ちてくる軌道が描ければ習得完了です。

【プロの結論】カーブを今すぐ習得すべき投手・慎重になるべき投手の判断基準

球種を増やすことは魅力的な選択肢ですが、個々の発育段階や投球スタイルに応じて冷静に見極める必要があります。

【今すぐ習得すべき投手】
ストレートの球速はある程度安定しているものの、縦の変化球がなく打者の目先を変えられない本格派投手。あるいは、球速差(20〜30km/h以上)を利用して打者のタイミングを外したい軟投派・制球力重視の投手には、最大の効果をもたらします。

【習得を慎重に見送るべき投手】
ストレートのリリースポイントが日によってバラつき、フォームの土台が完成していない成長期の小学生投手。手首をひねる悪い癖が一度ついてしまうと、最も重要なストレートの質(球威・回転効率)が著しく低下するリスクがあるため、まずは正しいスローイングメカニクスを確立することが最優先となります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest