安産祈願の初穂料の書き方決定版!中袋の大字や夫婦連名マナーを解説
安産祈願の初穂料の書き方決定版!中袋の大字や夫婦連名マナーを解説にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
インターネット上の質問掲示板やSNSでは、初穂料の準備に関して誤った知識や過度な心配が散見されます。特に大きな誤解が生じやすい2大ポイントを徹底検証します。
1つ目の盲点は、初穂料筆ペン薄墨がNGな理由です。不祝儀袋(香典など)では「突然の悲報に涙で墨が薄れてしまった」「急ぎ駆けつけたため墨を十分に磨れなかった」という意味を込めて薄墨の筆ペンを用いるのが作法です。これに対し、安産祈願は新しい命の誕生を寿ぐ極めて慶祝性の高い行事です。それにもかかわらず、手元にあった弔事用の薄墨筆ペンで書いてしまうと、死や不幸を連想させる最大のタブーとなってしまいます。筆記具を用意する際は、必ずパッケージに「慶事用」または「漆黒・濃黒」と明記された筆ペンを使用してください。
2つ目の誤解は、安産祈願初穂料新札のお札の向きと封入時のたたみ方です。「お札の顔を伏せるように入れるのが謙虚な姿勢だ」と勘違いしている方がいますが、これは完全な誤りです。お札の肖像画が中袋の表面(「金 壱萬圓」と書いた面)と同じ側を向き、さらに封筒の取り出し口側に肖像画が来るように揃えて入れるのが正しい慶事の作法です。不祝儀の際は「悲しみに顔を伏せる」意味で肖像画を裏側・底側に向けますが、安産祈願では「喜びを前に向ける」意味で正面・上部に合わせます。
さらに、戌の日安産祈願のし袋の選び方においても注意が必要です。店頭には華やかな水引が多数並んでいますが、水引の端が上を向いて簡単にほどけない「結び切り」や「あわじ結び」は、「二度と繰り返さない」ことを祈る婚礼や快気祝い専用です。出産は何度あっても喜ばしい出来事であるため、必ず「ほどいて何度も結び直せる」初穂料水引紅白蝶結びのマナーを厳守してください。