冷蔵庫の水抜きやり方完全版!前日何時間前に切る?失敗防ぐ全手順
冷蔵庫の水抜きやり方完全版!前日何時間前に切る?失敗防ぐ全手順の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
引越し作業の現場において、作業員が搬出を中断せざるを得ないトラブルの上位に常に挙がるのが、冷蔵庫水抜きをしないとどうなるかというリスクを甘く見ていたケースです。大手引越し業者の現役作業員や退去立ち会い管理会社への取材取材によると、水抜き未実施によるトラブルは毎年春の引越し繁忙期に集中して発生しています。
「トラックの荷台に積み込んだ後、走行中の揺れで冷蔵庫から大量の水が漏れ出し、真下に積んでいたダンボール底面が抜けて中の高級オーディオやアルバムが全滅した」「新居の真新しい無垢フローリングに搬入直後、底面から黒ずんだサビ混じりの水が染み出し、初日にして数万円規模の補修費用請求に発展した」といった証言は後を絶ちません。
なぜ冷蔵庫からこれほど大量の水が出るのか。その正体は、庫内を冷やす心臓部である「冷却器(エバポレーター)」にびっしりと付着した霜です。運転中はマイナス数十度で凍りついているため水分として視認できませんが、電源を切って常温に戻ると、中型〜大型冷蔵庫では500ミリリットル〜1.5リットル以上もの水へと変化します。水抜きを怠ったままトラックへ載せて本体を斜めに傾ければ、内部に溜まった水が一気に外部へと吐き出されるのは物理的な自明の理です。
さらに国土交通省が定める「標準引越運送約款」上でも、荷送人(依頼者)が適切な処置を怠ったことによる家財の損害や他の荷物への汚損は、引越し業者側の賠償責任から除外される可能性が極めて高くなります。最悪の場合、当日その場での運搬を拒否されるリスクすら孕んでいるのです。