アスパラガス露地栽培の失敗理由と10年収穫し続ける土作りの極意
アスパラガス露地栽培の失敗理由と10年収穫し続ける土作りの極意の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
Q1:種から育てる実生と、市販の根株(大苗)から始めるのではどちらがおすすめですか?
A1:家庭菜園の露地栽培であれば、圧倒的に「1年〜2年目の大苗(根株)」からのスタートをおすすめします。種からの実生栽培は育苗に約1年を要し、定植後も本格収穫まで満3年かかります。大苗であればすでに貯蔵根が形成されているため、植え付け翌年の春から少量の試し獲りが可能で、失敗のリスクを大幅に削減できます。
Q2:収穫時期の終了ライン(春の収穫を打ち切るタイミング)はいつ頃ですか?
A2:地域によって多少前後しますが、一般地では5月下旬〜6月上旬、芽の太さが鉛筆より細くなってきたタイミングが収穫打ち切りの合図です。生えてくる芽を夏まで際限なく採り続けると、株が光合成を行うための枝葉を伸ばせず、貯蔵根が飢餓状態に陥ります。残りの芽はそのまま伸ばして高さ1メートル以上の「親茎」に仕立て、秋まで光合成を行わせてください。
Q3:何年も育てていますが、収穫できる芽が年々細くなってきました。再生できますか?
A3:芽が細くなる主な原因は、前年の収穫オーバーによる養分不足か、株元の過密化です。再生させるためには、その年の春の収穫を完全にストップし、出てきた芽をすべて親茎として茂らせて光合成に専念させてください。初夏(6月)と初秋(8月下旬)にしっかりと追肥を行い、株元に完熟堆肥を補充することで、翌春には再び太い芽が萌芽する体力を取り戻すことが可能です。