サザン「思い過ごしも恋のうち」制作秘話と歌詞に秘めた切ない真相
サザン「思い過ごしも恋のうち」制作秘話と歌詞に秘めた切ない真相の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。
本作の思い過ごしも恋のうち 収録アルバムをめぐっては、リスナーやコレクターの間で長年語り継がれる音源上の違いが存在します。初出は1979年4月5日発売の2ndオリジナルアルバム『10ナンバーズ・からっと』(※ネット検索では時折「10ナンバーズ・からから」と誤記・検索されることもありますが正式名称は『10ナンバーズ・からっと』です)であり、本作はそこからのリカットシングルでした。
しかし、単なるアルバムの流用ではありません。シングル化に際して桑田佳祐はボーカルの再調整やミックスの変更を徹底的に指示しました。その差異を客観的データとして比較検証したのが以下の構造表です。
当時のビクター音楽産業のエンジニア陣と桑田が目指したのは、「お茶の間のテレビやラジオから流れた瞬間に身体が動き出す音」でした。アルバムのアートワークが放つ猥雑なエネルギーを、シングル盤では3分〜4分台のポップフォーマットとして見事に研ぎ澄ましています。